沖縄の一人暮らしにかかる費用の相場とは?


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2025.04.04
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【2025年版】沖縄で一人暮らしにかかる費用まとめ|初期費用から月々の生活費まで徹底解説!
沖縄で一人暮らしを始めたいけど、「どのくらいお金がかかるの?」「初期費用や家賃って高いのかな?」と不安に感じていませんか?
この記事では、沖縄で一人暮らしを始める際にかかる費用について、初期費用・家賃相場・引越し代・家具家電の購入費・毎月の生活費まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
さらに、生活費を節約するコツもご紹介!沖縄での新生活をスムーズにスタートさせるために、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
沖縄一人暮らしの初期費用
沖縄で一人暮らしを始めるにあたり、まず最初にかかるのが「初期費用」です。これは住まいを契約し、生活をスタートさせるまでに必要な一時的な支出で、一般的には40万円〜60万円程度を目安に考えておくと安心です。
物件の条件や選ぶ家具家電によって変動しますが、この範囲内で予算を組んでおくと余裕を持って新生活をスタートできます。
以下に、主な初期費用の内訳と金額の目安を表にまとめました。
費目 |
内容・説明 |
金額目安(相場) |
敷金 |
原状回復費用のために預ける保証金。退去時に問題がなければ返金される。 |
家賃の1〜2ヶ月分 |
礼金 |
契約時に大家さんへ支払う謝礼金。返金はなし。 |
家賃の1〜2ヶ月分 |
仲介手数料 |
不動産会社に支払う手数料。上限は家賃1ヶ月分+消費税と定められている。 |
家賃の1ヶ月分+税 |
前家賃(初月分) |
入居月の家賃を事前に支払う。入居日により日割りで計算されることもある。 |
家賃の1ヶ月分前後 |
火災保険料 |
万一に備えた損害保険への加入が必要。通常は2年間一括で支払う。 |
約1.5万〜2万円 |
鍵交換費用 |
前入居者から鍵を交換する費用。物件によっては貸主負担で不要なこともある。 |
約1万〜2万円 |
保証会社利用料 |
保証人代行として利用する保証会社への支払い。契約時に発生し、更新料が必要な場合も。 |
家賃の50%〜100%程度 |
その他費用 |
24時間サポート、クリーニング費、消毒費など。物件によって異なる。 |
数千円〜数万円 |
引越し費用 |
沖縄県内の近距離引越しは比較的安価だが、県外からの移住は高額になる傾向がある。 |
約3万〜20万円以上 |
家具・家電購入費用 |
冷蔵庫、洗濯機、ベッド、カーテンなど生活必需品の購入費用。 |
約10万〜20万円程度 |
敷金・礼金・保証料の有無は物件によって異なります。初期費用を抑えたい場合は「敷金礼金ゼロ」の物件を選ぶのがおすすめです。
初期費用の合計額は、物件の家賃や条件によって大きく変動します。例えば那覇市の家賃4万円の物件(敷金礼金なし)では、契約関連費用・生活必需品購入費・引越し費用を合わせて20~25万円程度に収まるケースもあります。
事前に項目ごとの費用を把握し、予算を準備しておきましょう。
沖縄一人暮らしの物件費用(家賃相場)
次に、沖縄本島の家賃相場を見てみましょう。
全国賃貸管理ビジネス協会 2024年5月 全国の家賃動向調査によると、沖縄の1部屋あたりの家賃相場は47,346円とされています。これは全国的に見ると18番目に高い価格です。
以下に那覇市、浦添市、沖縄市、名護市の目安をまとめました。
エリア(市) |
ワンルーム |
1K/1D |
1LDK/2K/2DK |
那覇市 |
マンション:約4.9万円 アパート:約4.2万円 |
マンション:約5.3万円 アパート:約4.7万円 |
マンション:約7.2万円 アパート:約5.8万円 |
浦添市 |
マンション:約4.6万円 アパート:約4.0万円 |
マンション:約5.0万円 アパート:約4.3万円 |
マンション:約6.0万円 アパート:約5.2万円 |
沖縄市 |
マンション:約4.3万円 アパート:約4.0万円 |
マンション:約4.4万円 アパート:約4.1万円 |
マンション:約5.2万円 アパート:約4.8万円 |
名護市 |
マンション:約3.1万円 アパート:約4.2万円 |
マンション:約4.3万円 アパート:約4.7万円 |
マンション:約5.0万円 アパート:約5.8万円 |
首都圏など大都市と比べれば沖縄の家賃はやや割安ですが、那覇市は中心市街地の利便性が高いため相場が高めです。郊外や名護市では家賃を抑えた物件も多く、コスト重視の方にはおすすめです。
以下の記事では、沖縄の地域別の家賃相場について詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
沖縄での引越し費用
引越し費用は、距離と荷物の量によって大きく異なります。沖縄県内での単身引越しであれば、おおよそ3万円前後が目安です。特に同じ市内や近距離の場合、自家用車を使って自力で運搬する人も多く、費用をかなり抑えられます。
一方で、県外から沖縄本島への引越しは、輸送費や海上運搬費がかかるため、20万円以上
になることも。東京・大阪などからの長距離引越しでは、荷物の量を減らして最低限のものだけ送り、現地で家具や家電を揃えるスタイルも定番です。
また、3~4月の繁忙期は通常の2倍近くまで費用が上がることもあるため、日程の調整や一括見積もりサービスの活用で節約しましょう。
沖縄で初めての一人暮らしにかかる家具・家電購入費用
新生活を始めるには、家具や家電の購入が必要です。以下は、最低限必要な家具・家電を新品で購入した場合の目安です。
アイテム |
新品価格の目安 |
備考 |
冷蔵庫(1人用) |
約2〜3万円 |
容量100〜200L程度 |
洗濯機 |
約2〜4万円 |
縦型5〜7kgモデル |
電子レンジ |
約1万円 |
単機能タイプで十分 |
炊飯器 |
約1万円 |
3合炊き目安 |
ベッド・寝具 |
約2〜4万円 |
マットレス・布団など一式 |
テレビ(小型) |
約2〜3万円 |
19〜24インチ |
照明器具 |
約5千円 |
備え付けがない場合に必要 |
カーテン |
約5千〜1万円 |
窓サイズに応じて選択 |
すべて新品で揃えると10万〜15万円
程度が目安です。家電量販店のセット販売やネットショップを活用すれば、まとめ買いで割安になる場合もあります。
沖縄の一人暮らしで1か月にかかる生活費の例
那覇市で一人暮らしをした場合の毎月の生活費を以下にまとめました。家賃以外に毎月かかる主な費用としては、食費・水道光熱費・通信費・交通費・娯楽費
などがあります。
総務省の調査によると、沖縄県は住居費や家具費が全国平均より低い一方で、食料品や光熱費はやや高めとされています。無理のない生活を送るため、これらにどの程度の支出が必要か把握しておくことが重要です。
生活スタイルによって差はありますが、一つの例として参考にしてください。
費目 |
金額目安(月) |
備考 |
食費 |
約3.6万円 |
自炊と外食をバランスよく組み合わせた場合 |
水道・光熱費 |
約0.96万円 |
夏場は電気代が増える傾向あり |
通信費 |
約0.6万円 |
スマホ・インターネットなど |
交通費 |
約0.6万円 |
バス・モノレール利用の場合 |
娯楽費 |
約1.1万円 |
映画、イベント、趣味など |
交際費 |
約1.3〜1.6万円 |
友人との飲食、帰省など |
合計:家賃を含めると月約16万円前後(家賃4万円の場合)
もちろん個人の生活スタイルによって増減します。例えば自炊中心にすれば食費は抑えられますし、趣味にあまりお金を使わなければ娯楽費も減ります。逆に車を所有するとガソリン代や駐車場代が追加でかかる点には注意が必要です。
自分の収入に対して無理のない範囲で予算を立て、毎月の支出をコントロールすることが大切です。
一人暮らしの費用を節約するコツ
一人暮らしは自由な反面、生活費をすべて自分で管理しなければなりません。最初の引越しや家具家電の準備、毎月の生活費など、思った以上にお金がかかるものです。ここでは、一人暮らしを少しでもお得に始めて、無理なく続けていくための節約のコツをご紹介します。
初期費用を抑えるなら「ゼロゼロ物件」やキャンペーンを活用
一人暮らしにかかる大きな出費のひとつが初期費用です。少しでも節約したい人におすすめなのが「ゼロゼロ物件」。これは敷金も礼金も不要な物件のことで、初期費用を大幅に減らすことができます。
また、不動産会社が行っている「仲介手数料無料」や「引越し費用補助」
などのキャンペーンも見逃せません。物件探しのときは、条件だけでなく、こうした特典の有無もチェックしてみましょう。
家具・家電はセット購入やセールを狙って賢く揃える
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど、生活に必要な家電は最初に揃えると意外と高額になります。そこでおすすめなのが、「家電セット」の活用です。家電量販店やネット通販では、一人暮らし用に必要な家電をまとめてお得に販売していることがあります。
また、引越しシーズンやセール期間を狙えば、同じ商品でも価格が下がることがあるので、購入時期にも注目しましょう。
光熱費はエアコンと家電の使い方を工夫して節約
毎月の光熱費も節約のポイントです。たとえば、エアコンの設定温度を「冷房は28℃、暖房は20℃」に設定するだけで電気代を抑えることができます。
また、使っていない家電のコンセントはこまめに抜く、タイマーを活用する、省エネタイプの製品を選ぶなど、小さな工夫の積み重ねが節約につながります。
自炊+まとめ買いで食費を大幅カット
外食が続くと、食費はあっという間にふくらみます。節約するなら、やっぱり自炊が効果的です。毎日でなくても、簡単な料理を覚えておくだけでも大きな違いがあります。
また、食材はスーパーの特売日を狙ったり、冷凍保存できるものをまとめ買いしたりすると無駄が減って経済的。調味料やお米などの「長く使えるもの」は、まとめ買いがおすすめです。
交通手段を見直して移動コストを最小限に
移動にかかるお金も見落とせない出費です。車を持っているとガソリン代や駐車場代、保険料などがかかります。特に那覇市のような都市部に住む場合は、モノレールやバス、自転車などの移動手段をうまく使うことで、コストを大きく減らせます。
また、通勤・通学が決まっている場合は、定期券や回数券を使うとさらにお得です。
不要なサブスクやプランを見直して固定費を削減
「使ってないのに、毎月お金だけ引き落とされてる……」というサブスクやサービス、ありませんか?動画配信サービスや音楽アプリなど、複数登録していると意外と大きな金額になっていることも。
また、スマホ代もプランを見直せば月に数千円節約できることがあります。格安SIMへの乗り換えも選択肢のひとつです。
生活費の記録と予算管理で無駄遣いを防止
節約の第一歩は、「自分が何にどれだけお金を使っているか」を知ること。家計簿アプリやノートに毎月の支出を記録していくと、自然と無駄遣いが減っていきます。
さらに、1ヶ月の支出に上限を決める「予算管理」も効果的。「今月は食費2万まで」「交際費は1万円まで」といったルールを自分で作っておくと、計画的にお金を使えるようになります。
沖縄で一人暮らしの物件探しは中部興産にお任せください
沖縄で一人暮らしを始めたい方は、ぜひ中部興産にご相談ください。中部興産は、沖縄県内最多となる管理戸数15,000戸以上を誇る不動産会社です。
1982年の創業以来、賃貸管理・仲介・不動産売買・マンション管理など幅広いサービスを展開しており、これまで多くのお客様の新生活をサポートしてきました。
初めての一人暮らしでも安心してスタートできるよう、エリア選びから物件のご紹介、入居後のサポートまで丁寧に対応いたします。那覇市内はもちろん、中部・北部エリアの物件情報も充実。学生さんや社会人の方、Uターン・Iターンで沖縄に移住される方まで、どなたでもお気軽にご相談ください。
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