アパート・マンション・一戸建て・駐車場・店舗などの賃貸情報

1.お部屋条件を考える

お部屋情報を検索するにも条件を決めないと検索ができません。収入をもとに「家賃」の目安をつけ、勤務先や学校のアクセスから「エリア」の候補を挙げてみましょう。その他、入居時期・広さ・間取り、最寄駅・バス停からの距離、階数などの条件も考えましょう。

家賃は月収の3分の1以下が理想

とても気に入ったお部屋でも、高すぎる家賃では生活が厳しくなります。
管理費や共益費を含む家賃は、月々の収入(手取り額)の3分の1以下を目安が望ましいです。
例　手取り月給18万円の場合、家賃6万円以下が理想。

敷金、礼金、仲介手数料等の初期費用

＜初期費用＞
礼金･･･謝礼金という名目で賃料以外に家主に支払う一時金、退去時に返還されないお金になります。通常は家賃の１～2カ月分が目安となります。
敷金･･･退去時の原状回復に充てられる費用、基本的には原状回復充用が引かれた額が戻ってきます。通常は家賃の1カ月～2カ月分が目安となります。
仲介手数料･･･不動産会社に支払う手数料。家賃1カ月＋税。
家賃保証委託料･･･万が一家賃を払えなくなった場合に備えて保証会社に支払う費用となります。

＜家賃のほかに毎月支払うもの＞
管理費(共益費)･･･賃貸の集合住宅等で家賃とは別に支払うもので、借家人が共同で使用したり、利用する設備や施設の運営及び維持する為に要する費用です。

＜その他＞
火災保険料･･･火災や水漏れなどに対する損害保険に加入する事が一般的で、満期毎に更新する必要があります。
一人暮らしのお部屋なら1万6000円～2万円が相場になります。
更新事務手数料･･･中部興産の更新期間は初回が1年、次回以降2年更新となり、費用は11,000円（税込）となります。

2.通勤・通学軸で希望エリアを考える

勤務先や学校にアクセスしやすいエリアはどこか調べてみましょう。基本的には市街地から遠くなればなるほど家賃の相場は安くなります。お探しのエリアの幅を持たせるとお部屋探しの選択肢は増えてきます。
転勤や大学入学を機に住み替える場合は、土地勘がなく「どのエリアがよいか分からない」という方も多いはずです。さまざまなサイトを活用し、どんな街選びがよいか検討してみましょう。写真や口コミ情報から、まずは広く探してみてはいかがでしょうか。

3.広さ・間取りの条件を考える

単身用だと一般的に間取りは広い順に１LDK＞１DK＞１K>ワンルームとなります(ただしワンルームはとても広いワンルームという例外もあります)。具体的には以下の通りです。お部屋選びの参考にしましょう。

• ワンルーム

  

  キッチンと居室が分かれていない、ひとつの空間で、広さによって使い勝手は異なります。

• 1K

  

  キッチンと居室の間にドアがあり、仕切りを閉めれば部屋からキッチンが見えません。ワンルームとさほど広さは変わらない場合もあります。

• 1DK

  

  DKはダイニングキッチンの略で、４，５畳以上８畳未満で、ひとつの居室として使えるメリットがあります。数は多くありません。

• 1LDK

  

  LDKはリビングダイニングキッチンの略で、全体で８畳以上、キッチンが独立している場合もあります。リビングが広く食事をしたり、くつろぐ場所と寝室の場所を分ける事ができます。一人暮らしなら余裕があり、二人暮らしで利用する場合もあります。※LDK+Sの「S」･･･「サービスルーム」の略。大きな収納として使えたり、日当たりは得られないが広さ的には部屋とさほど変わらないものなどさまざまです。

4.希望の条件から物件検索

不動産会社に直接足を運ぶのもよいですが、まずは事前にネットで情報を探すのがオススメです。お部屋の情報を確認して、気になる物件をピックアップしましょう。いろいろと検索しているうちに、相場観がつかめたり、希望条件の「優先順位付け」が明確化されます。

気になった物件がありましたら、お電話もしくはメールでお問い合わせください。
1月～3月のお部屋探しシーズンのお問い合わせ方法や予約のコツ、不動産会社の選び方についてご紹介いたします。

お急ぎの方はメールよりもお電話で！

お急ぎの場合、問い合わせフォームで「実際に見学したい」という選択肢を選びましょう。その場合はメールアドレスだけではなく電話番号を記載したほうが不動産会社からのレスポンスは早いです。
残念ながら「問い合わせしたが既に他の人が申し込んでいた」というケースもあります。
特に1月～3月はお部屋を探す方がとても多いのでお電話をお勧めします。(オフシーズンであれば比較的じっくり探すことが出来ます)

メールの問い合わせ方法とは？

メールでのお問い合わせは「空き状況が知りたい」「見学したい」「質問がある」など聞きたい内容と、「できるだけ早く」「いいものがあれば」等の希望時期をお伝えください。
メールでのお問い合わせの際、ぜひ活用してほしいのが「その他の問い合わせ」です。
「もし他に○○で○○な条件の部屋があれば」と一言添えてみましょう。不動産会社にはネットに掲載していないお部屋や、退去が決まったばかりの新着情報もございますので、ネットには掲載されていないお部屋も探してくれる可能性があります。

効率よく見学するには事前予約が確実

お部屋のお問い合わせの際に来店予約をしておくと、お待たせする事なく、他の候補物件をピックアップした状態でお待ちしております。
ご都合が着くようであれば平日の訪問がオススメめとなります。
お部屋を管理している会社は土日休みの場合があります。平日の場合ご質問に対しスピーディに返事がもらえたり、「迷っているうちに他の方がお部屋を決めてしまった」なんて失敗は少なくなります。
お時間が無い場合は、「○時までしかいられない」と最初にお伝えください。「オススメめのお部屋2つだけ実際に見てみましょう」と営業担当者がアレンジいたします。「不動産会社より現地のほうが行きやすい」なら、直接現地で不動産会社と待ち合わせの場合もあります。

室内はもちろん、建物全体、周辺環境など、見るべきポイントはたくさん。
「住んでみたら○○で失敗」と後悔しないために念入りに確認しましょう。

日当たり・騒音・広さを確認しよう

間取図や写真だけだと日当たりや騒音について分かりません。目の前の建物の高さや離れ具合で日当たりは変わってきます。また間取図で「6畳」と記載があっても、天井が高く窓が大きく開放感がある場合、他の６畳より広く感じることもあります。自分の目で見て確かめることが大切です。
お部屋によっては入居中の場合もあります。現地に足を運び外観を見学する事により、日当たりや眺望、騒音など推測、建物全体や共用部の確認を行いましょう。

見学のポイント

• 周辺施設（スーパー、公園、医院など）
• 教育施設（小学校・中学校、学区）
• 日当たりや騒音、お部屋の広さ
• 収納や設備
• 汚れや大きな傷
• 駐車場や駐輪場、宅配ボックス等

現地見学のチェックリスト
をダウンロードする

接する機会が多いなら大家さん情報を質問しよう

大家さんとの相性も今後の生活には意外と重要。「何かと世話をやいてくれる大家さんのほうが安心」な方もいらっしゃれば「まったく関係が無い方がラク」という方もいらっしゃいます。同じ敷地内あるいは近所に大家さんが住んでいる場合は、どんな方なのか管理会社の担当者に質問してみましょう。

契約時には初期費用として原則、敷金・礼金・仲介手数料・家賃保証委託料・火災保険料が必要です。
さらに前払い家賃として、賃料1カ月分を加えて支払います。事前に支払う必要があるので、詳細な金額はお申し込み時点で確認しておきましょう。連帯保証人が必要の場合、事前に頼んでおきましょう。

契約に必要なもの

• 本人の住民票（本籍地記載のあるもの）
• 本人の印鑑証明書・実印(事前に自治体窓口の登録が必要)
• 本人確認書類
  (免許証・パスポート等の写し)
• 通帳・通帳印（家賃引落し用に必要となる。沖縄銀行・琉球銀行）

連帯保証人、保証会社利用制度

中部興産では原則連帯保証人無しの保証会社加入が必須となりますが、契約の内容によっては連帯保証人をつけて頂く事もあります。保証会社を利用するシステムは、入居者が保証料を支払うことで（支払先は保証会社）、
万が一家賃滞納があっても大家さんに家賃が保証される制度となります。
連帯保証人を頼む場合は契約前に所定の用紙に必要事項の記入が必要となります。連帯保証人は親族が一般的ですが知人にお願いする場合もあります。
物件によっては、「連帯保証人ではなく、保証会社契約が必須」、「どちらも必要」など条件が指定されるケースもありますので、お申し込み時点で確認しておきましょう。

重要事項説明とは？

「こんなお部屋で、こんな条件で契約します。宜しいですか？」と不動産会社の宅建建物取引士がご説明し、最終確認をするものです。貸主と交す契約書とは内容は似ていますが意味合いは異なります。
重要事項説明で納得して頂いてから、契約の流れになります。

敷金トラブルになりやすい「特約」は必ず確認

重要事項説明や契約書は不動産用語も多く、確認がおろそかになりがちです。
「借り手に不利な条件になっている契約書」に署名・押印すれば、後々トラブルのもとになることもあるので注意が必要です。
特に重要な箇所が「敷金返還に関わる特約」についてです。通常、入居者は退去時に原状回復が義務づけられていますが「入居前の部屋の状態に戻す」わけではありません。原則、普通に暮らしていた場合に生じる程度の汚れは貸主が負担するのが国土交通省のガイドラインに定められています。
中には原則以上の負担を入居者に求めた「特約」を設けているケースも多く「退去時のハウスクリーニング代は敷金から補填する」などの記載がされています。特約が納得できる内容なのか必ず確認し、疑問点は担当者に質問してみましょう。