沖縄への移住で活用できる補助金はある?

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2023.07.18

暮らしかた

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沖縄県移住の補助金はある?住まい・暮らし・就職の支援制度をご紹介

沖縄県への移住を考えている方々にとって、補助金や支援制度は重要な要素でしょう。本記事では、沖縄への移住の際に活用できる補助金・支援制度について解説。沖縄の市町村ごとに実施している住宅・暮らし・就職の補助金、支援制度についてもご紹介します。沖縄への移住を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

沖縄県主体の移住補助金制度は充実していない

沖縄では現在、県主体で行なっている移住補助金制度は存在しません。沖縄県は自然の美しさや独自の文化、温暖な気候など、魅力的な要素が揃っている地域です。移住希望者が常に多く、移住支援を充実させなくても毎年一定数を確保できているのが、移住補助金制度が充実していない1つの理由です。

しかし、市町村ごとの独自施策をはじめとした、活用できる支援制度は他にも多くあります。市町村の支援制度を活用することで、住まい・暮らし・就職面で、多くの支援を受けられるでしょう。

以降で沖縄県に移住する際に利用できる支援制度を【住宅】【暮らし】【就職】の3つに分けてご紹介します。

【住宅関連】沖縄移住に役立つ物件探し支援サービス4選

沖縄県への移住を検討している方にとって、住まいや暮らし面での支援制度は重要な要素です。特に住宅関連の支援制度は、スムーズな移住を実現するために役立つものが多くあります。以下では、沖縄移住に役立つ物件探し支援サービス4選をご紹介します。

  1. 空き家バンク
  2. 移住・定住住宅
  3. お試し移住
  4. 民間不動産情報サイト

空き家バンク

空き家バンクは、沖縄県や各市町村が運営している物件探し支援サービスです。沖縄では、放置されている空き家が多く存在しており、これらの空き家を活用することで移住者の需要に応えています。空き家バンクでは空き家情報や物件の状況、周辺環境などが掲載されており、移住者が希望に合った物件を見つけることが可能です。

​​空き家の入居者に対しては、入居後の生活支援や補助金制度などのサポートが行われる場合があります。具体的には、入居者への地域情報提供や生活相談、補助金を活用したリフォームや修繕の支援などが受けられることがメリットです。

空き家バンクの情報は、各市町村のHPで紹介されています。市町村ごとに物件や条件が異なるため、詳しい情報は各サイトでご確認ください。

【空き家バンクを実施している主な市町村】

石垣市

石垣市移住定住ポータルサイト

久米島町

久米島島ぐらしガイド

粟国村

粟国島ポータル

移住・定住住宅

沖縄県における「移住・定住住宅」とは、沖縄への移住者や定住希望者を対象とした住宅支援制度のことを指します。賃貸住宅の紹介や移住者が住宅を確保しやすくするための支援策が行われているのが特徴です。

​​具体的には、優先的な住宅提供や入居条件の優遇などが行われる場合があります。住宅の確保に関する負担が軽減されることで、沖縄県での新たな生活のスタートを送れるでしょう。

「移住・定住住宅」の具体的なサポート内容や条件は、沖縄県内の各自治体や関連機関によって異なります。移住を検討している場合は、目的地となる地域のウェブサイトや窓口で詳細な情報をご確認ください。

【移住・定住住宅の募集実績がある主な市町村】

※移住・定住住宅の募集案内は各市町村で不定期で行われます。入居者募集があった場合の情報は公式HPに掲載されるため、こまめにチェックしてみましょう。

お試し移住

お試し移住とは、一定期間限定で沖縄での生活を体験することができる支援制度です。「沖縄への移住を考えているが、いきなり定住するには少し不安がある」「実際に沖縄での生活を体験してみたい」といった方におすすめ。お試し移住を通じて、実際に沖縄での生活を経験し、移住のイメージを具体化できます。

この制度では、一泊1,500円〜3,000円ほどの料金で最大2週間程度の滞在が可能。家具や寝具、食器類など、住宅備品の用意もあるため、気軽に沖縄の生活を体験できます。

各市町村ごとに、対象者の条件や支援内容が異なるため、詳しくは公式サイトをご確認ください。

【お試し移住を実施している主な市町村】

国頭村

国頭村移住体験住宅

東村

東村子育て田舎暮らし体験

 

民間の不動産会社

ここまでご紹介した3つの住宅支援制度は、実施している自治体・支援を受けられる対象者が限られるのがデメリット。支援制度を提供している自治体や物件数はあまり多くはないため、制度を十分に活用できない方も出てくるでしょう。

その場合は、沖縄県の不動産会社をご活用ください。不動産会社では、沖縄県内の物件情報や地域の特徴、周辺施設などを詳細に掲載しています。物件探しや自身の希望に合った物件を見つけるサポートを行なってくれます。

沖縄県の家賃相場が気になる方は、以下を併せて参考にしてください。沖縄の地域ごとの特徴や家賃相場を紹介しているため、沖縄移住のイメージが持ちやすくなるでしょう。

沖縄移住の物件探しは中部興産にご相談ください!

沖縄移住の際に役立つ民間の不動産会社をお探しの方は、ぜひ中部興産へお問合せください。中部興産は、沖縄県内で最多の管理戸数15,000戸以上を持つ不動産会社です。1982年の創業以来、賃貸管理仲介業・不動産売買・マンション管理を中心に幅広い事業を展開してきました。

長年に渡る不動産の実績とノウハウを元に、移住をお考えの方に物件探しの手厚いサポートをいたします。沖縄への移住をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

中部興産が選ばれる理由

  • 管理戸数15,000戸以上(沖縄県内最多)
  • 店舗数9店舗(沖縄県内最多店舗)
  • 創業40年以上
  • 賃貸年間契約件数2,000件以上(沖縄県内最多)

 

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【暮らし支援】沖縄移住で利用したい暮らしの支援制度3選

沖縄県への移住を検討している方にとって、暮らしの面での支援制度は重要な要素です。沖縄の各市町村では、さまざまな暮らしの支援制度を実施しています。今回は以下3つの制度についてご紹介します。

  1. 保育士への渡航費助成
  2. 出産祝い金・結婚祝い金
  3. こども医療費助成

 

沖縄移住を考えている方は、暮らしの支援制度を活用することで、移住生活をスムーズに始めることができるでしょう。移住の際には、沖縄県や関係機関のウェブサイトや窓口で詳細な情報を確認し、自身の条件や希望に合った支援制度を見つけてみてください。

保育士への渡航費助成

沖縄移住で保育士として働く場合、保育士への渡航費助成制度があります。一部の市町村で保育士として採用された方に対して、渡航費用の一部が補助されます。この制度により、保育士としての新しい生活を始める際の経済的な負担を軽減することが可能です。

具体例として、宮古島市で行われている「保育士への渡航費助成」制度では、最大10万円の補助金を受け取ることが可能。市町村ごとに補強金額や受給条件は異なりますので、詳しくは公式情報をご確認ください。

【保育士への渡航費助成を実施している主な市町村】

那覇市

那覇市保育士等就職活動渡航費等支援事業

石垣市

離島保育士確保総合対策事業

宮古島市

宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業

 

出産祝い金・結婚祝い金

沖縄県では、出産祝いや結婚祝いの支給制度があります。出産祝い金は、沖縄県内で出産された方に対して支給され、結婚祝い金は、沖縄県内で結婚された方に対して支給される制度です。

例えば、国頭村では結婚祝い金として20万円、出産祝い金として第1子5万円、第2子10万円、第3子以降20万円が支給されます。市町村によって補助金の金額、受給の条件等は異なりますので、詳しくは各市町村の公式ページをご確認ください。

結婚や出産を視野に入れての沖縄移住を検討している方は、支援制度を活用することで、生活費や子育て費用の一部として活用できるでしょう。

こども医療費助成

沖縄県では、多くの市町村でこども医療費助成制度を実施しています。こちらは、沖縄県内に在住する中学校卒業までの未就学児の医療費が一部無料化される制度。通院や入院、病気の治療にかかる費用の一部を補助することで、こどもの健康を支援してくれます。

令和4年4月より、こども医療費の助成制度は窓口無料化(現物支給)に変更となりました。市町村での申請によりもらえる受給者証を提示することで、原則医療費を支払うことなく医療サービスが受けられます。各市町村ごとの実施状況や制度の詳しい内容は、以下のURLをご確認ください。

こども医療費助成事業市町村制度一覧

こども医療費助成の詳しい内容

【就職関連】沖縄移住で活用したい就職支援サービス2選

沖縄県への移住を検討する際には、就職の面でも支援を受けることができる制度が存在します。以下に、沖縄移住で活用したい就職支援サービス2選をご紹介します。

  1. 県内企業人材確保支援事業「りっか沖縄」
  2. グッジョブセンターおきなわ

 

具体的な条件や手続きについては、関連する機関やウェブサイトを参照して最新情報を入手しましょう。自身のスキルや希望に合わせた就職先を見つけるために、就職支援サービスを活用してみてください。

県内企業人材確保支援事業「りっか沖縄」

「りっか沖縄」とは、沖縄県が実施している県内企業の人材確保を支援する取り組みです。このプログラムでは、県内企業と移住者のマッチングを促進するための支援を行っています

移住者が希望する職種やスキルに合った求人情報や採用企業の情報提供、応募時のサポートが受けられるのが大きなメリット。就職活動を円滑に進めるための手助けとなるでしょう。

りっか沖縄公式ページ

グッジョブセンターおきなわ

グッジョブセンターおきなわは、沖縄県や労働者団体が運営している就職支援施設です。ここでは、求職者と求人企業をつなぐマッチングや、就職に関するカウンセリング、職業訓練の情報提供などが行われます

また、求職者に対しては職業相談や履歴書・面接のアドバイス、転職支援なども行われます。就職活動のサポートを受けながら、沖縄での新しい職場を見つけることができるでしょう。

グッジョブセンターおきなわ公式ページ

沖縄への移住相談ができるサイト3選

「沖縄への移住を迷っている」「移住の具体的なイメージが湧かない」とお悩みの方は、沖縄への移住相談ができるサイトを活用するのもおすすめです。

移住相談を行うことでより具体的な情報やサポートを受けることができるでしょう。以下に、初心者にもわかりやすい沖縄への移住相談ができるサイト3選をご紹介します。

  1. おきなわ島暮らし
  2. 沖縄移住支援サービス
  3. ふるさと回帰支援センター

 

移住に関する疑問や不安を解消し、スムーズな移住プランを立てるために、これらのサイトを利用してみてください。

おきなわ島暮らし

おきなわ島暮らしは、沖縄県が運営している移住応援サイトです。このサイトでは、沖縄の島々に関する情報や移住相談窓口、各種支援制度などについて詳細な情報が提供されています。市町村ごとの補助金や支援制度もわかりやすくまとまっているため、効率的に移住関連の情報を把握できるでしょう。

島の魅力や暮らしの実態を知ることができる体験談やブログも必見です。

おきなわ島暮らし公式ページ

沖縄移住支援サービス

沖縄移住支援サービスは、移住支援に特化した情報サイトです。このサイトでは、移住に関する様々な情報や補助金・助成金制度、物件情報、暮らしの相談窓口などがまとめられています。また、移住者の体験談や移住先の地域情報も掲載されており、具体的なイメージを持つことができるでしょう。

沖縄移住支援サービス公式ページ

ふるさと回帰支援センター

ふるさと回帰支援センターは、NPO法人が運営する移住相談センターです。ここでは、ふるさと回帰や移住に関する相談や情報提供が行われています。地域ごとの特色や移住支援制度についての具体的な説明、就職や住宅情報を知ることも可能。移住に関する個別の相談や詳細な情報を求める場合に利用できます。

ふるさと回帰支援センター公式ページ

沖縄の補助金・支援制度を活用して移住を成功させよう

沖縄県への移住を検討している方にとって、補助金や支援制度は重要な情報です。沖縄県自体は直接的な移住補助金制度を提供していませんが、地域の取り組みを通じて住まい、暮らし、就職に関する支援策が展開されています。

空き家バンクや移住・定住住宅、就職支援サービスなど、さまざまな制度がありますので、自身のニーズに合った支援制度を活用して、円滑な移住計画を進めてください。